1月15日(金)の東愛知新聞さま。
個展の取材記事を掲載して下さってます。
大きく取り上げて頂き、どうもありがとうございます。
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【心躍る晴れやかな作品】
スカーフも
日本画を展示販売
豊川で榊原さん
豊川市蔵子2のカフェ&ギャラリー「カフェ グラデュアル」で、美術団体等迦会会員の榊原伸予さん(豊橋市)による日本画展「晴れやかに上を向いて」が開かれている。店内白壁に明るい色の作品を並べ、満開の花畑のような心躍る空間を演出する。30日まで(日曜、第1・3月曜休み)。
榊原さんは名古屋造形芸術短大で日本画を専攻。現在は公募展や個展、グループ展など、国内外で発表を重ね、講師としても活動している。
今回は新年と、2月で5周年を迎える同店を祝う展示販売会。「パリの小さなブティックをイメージした」という会場には、はがき作品、大小の額作品など約60点を展示した。絵以外に、榊原さんの作品をプリントしたスカーフも並ぶ。
個展名「晴れやかに上を向いて」は「コロナ禍の閉塞(へいそく)感を晴れやかな作品で少しでも吹き飛ばしたい」との思いで命名した。その名が付いた作品は、青い背景に20種以上の赤や黄を基調とした花々を描き、良いことの前兆という意味を込めチョウを描きこんだ力作だ。
ほかにも花や牛を題材にした作品が楽しめる。
「慈愛の心を花の姿に託して描いた。大輪の花の、美しく咲く潔さや覚悟も表現した」と話す。
昨年は多くの展示機会を失った榊原さん。「皆さんにとっても残念な年だったと思う。作品で全世界に希望を届けたい」と話す。
【記者 田中博子さま】